共同研究紀要

BULLETIN

発刊にあたって

しまねミュージアム協議会は、1990年にスタートした島根県歴史民俗資料館等連絡協議会が発展的解消をして、自然科学系、美術系の施設を加え、 2001年6月に発足しました。
2011年には10周年を迎え、現在73の施設が加盟しています。
しまねミュージアム協議会では春と秋の研修会で、梱包や照明などの実習やおもてなし研修、また館の運営に関わる講演会などを積み重ねながら、 施設同士の連携を深めてきました。
そのような中、加盟館に勤務する職員の間には共通の問題意識や研究テーマが潜在しており、それらを共同研究の形で取りまとめることで、地域の活性化にも寄与するのではとの提案がありました。
そこでしまねミュージアム協議会では、10周年を記念し、今後さらに共 同研究を推進しその成果を紀要として、発刊することとしました。
これまで眠っていた資料に光をあて、異分野の学芸員が連携することで、新たな視点の研究や、総合研究につながればと考えます。
今後この紀要が協議会の機関誌として発展していくことを願います。

しまねミュージアム協議会