島根県立石見美術館 ~2025(令和7)年10月に開館20周年を迎えます~
石見美術館がある、島根県芸術文化センター「グラントワ」は、歴史ある石見の地で、ひときわ美しい石州瓦の建物です。
写真:島根県芸術文化センター「グラントワ」
趣向の異なる大小4つの展示室を活かして、スケールの大きな企画展を開催しています。
また、森鷗外ゆかりの美術家の作品、石見の美術、ファッションなど、所蔵コレクションも魅力的。
ゆったりとアートの世界に浸れる空間です。
写真(左):島根県立石見美術館 展示室A(注:写真の展示は常設ではありません)
写真(右):島根県立石見美術館 展示室C(注:写真の展示は常設ではありません)
<2025(令和7)年度 企画展ラインナップ>
■企画展「石見の祈りと美 ―未来へつなぐ中世の宝―」
【会期】4月26日(土)~6月16日(月)
【会期中の休館日】火曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
平安時代末から安土桃山時代までの石見ゆかりの美術工芸品を展示し、それらが制作された背景、果たしていた役割、今日まで守り伝えられた営みについて紹介します。
■企画展「加藤泉 何者かへの道 IZUMI KATO: ROAD TO SOMEBODY」
【会期】7月5日(土)~9月1日(月)
【会期中の休館日】火曜日(8月12日は開館)、8月19日
島根県出身で国際的に活躍する加藤泉の過去最大規模の個展。油彩による「人がた」の表現から出発し、木、石、プラモデルなど様々な素材を取り入れてきた歩みを振り返ると同時に、新作も発表します。
■企画展「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」
【会期】9月20日(土)~12月1日(月)
【会期中の休館日】火曜日(9月23日は開館)、9月24日
ファッションデザイナー森英恵の没後初となる大規模個展。森はデザイナーであり、母や妻であり、快活で努力を惜しまない「ヴァイタル・タイプ」でした。本展では世界的に活躍した森の生き方やものづくりの哲学を、オートクチュールのドレスや写真、資料を通じて紐解きます。
■企画展「美術館がうまれて、それから ―コレクションと石見美術館の20年―」
【会期】12月20日(土)~2026年2月23日(月・祝)
【会期中の休館日】火曜日、年末年始(12月28日―1月3日)
開館20周年を記念して、「石見美術館」をテーマとした展覧会を開催します。本展では、コレクションや資料、これまでの収集・展示活動や調査研究の成果を通じて、石見美術館が歩んできた20年を振り返ります。
※観覧料など詳しくは【こちら】